ふと、

江戸川乱歩の『
D坂の殺人事件』は千駄木の
団子坂の方。ここは田端駅からほど近い
動坂。

カキフライ1050円、豚肉生姜焼定食850円、カツカレー930円か。う~ん、かつ丼930円にも惹かれる。

「豚肉生姜焼」が「豚肉生
が焼」になってる。なぜ!?笑
とりあえず入っちゃお。

壁際のいいポジションは先客に占められ、真ん中のテーブルのはじっこに。

口頭オーダーで、後精算。


お店のお孫ちゃんとおばあちゃんの席。ご飯を食べ終え、トイレに行った瞬間に撮影。小さなお孫ちゃんもちゃんと、帰るお客さんに「
ありがとうございます」と言う。微笑ましい光景。
カツカレーご飯半分


ボリュームたっぷりなカツカレー。

福神漬けと和風ドレッシングの生野菜。

キャベツと豆腐の味噌汁、味噌は薄めだけど具はたっぷりで健康的。

ごはん半分と言ったのにかなりの量、半分食べて腹いっぱい。昔からの食堂あるある。
ここ、動坂食堂は、
作家の森まゆみさんの三代目の天野篤子さんへのインタビュー記事によると
創業昭和20年(1945)。戦後復興、高度経済成長期に
胃袋を支えたお店。

具は玉ねぎだけかな、なかなか日本の家庭のカレーに出会えず。
そもそも「
日本の家庭のカレー」って何だ!?玉ねぎ、じゃがいも、人参に関東なら豚肉。市販のルウは昔からあるハウスの「
ジャワカレー」、もちろん中辛。ソースや醤油はもちろんオレンジページ的なコーヒーなんかの工夫は要らない。個人的にはそんなやつ。

紙ナプキンに包まれたスプーンとコップ、真っ赤な福神漬けにカレー、このビジュアル泣ける。
それでは、

揚げ立てとんかつは悪くない。
店内に流れるゆっくりした時間を楽しみながらカツカレーを食す。

30円引きで900円だった。やっぱりあれでご飯半分なんだ。
昔のひとはすげーなあ。

動坂食堂
東京都文京区千駄木4-13-6 アドリーム文京動坂1F
03-3828-4498
10:30-20:30
日祝休

今朝の体重63.7キロ、体脂肪率21.8%。王様のブランチのグルメコーナーに堀切菖蒲園の「のんき」が取り上げられちゃうとは。そんな時代なんだ。
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コメント
ナブー
2022/05/10 URL 編集
metabolisan
2022/05/10 URL 編集
sarukitikun
2022/05/10 URL 編集
metabolisan
2022/05/10 URL 編集
ノブ
眺めてるだけでも二杯は飲めそう(笑)
2022/05/10 URL 編集
ぽよん
カツカレーには家庭の味に近い方が合うような気がしております。
2022/05/10 URL 編集
Aria
読んでいて行った事ないのに行った事があるような懐かしい気持ちに(*ノωノ)
紙ナプキンに包まれたスプーンがなんともたまりません。
2022/05/10 URL 編集
おん蔵
2022/05/10 URL 編集
いち佐渡
大好きですこんな大判カツカレー・・
近く何処かで食べたいです。
2022/05/10 URL 編集
浜雪
小学校低学年の頃まではスプーンなどが紙ナプキンで包まれているお店は値段が高いお店だと思い、喜びながらもちょっと緊張していた記憶があります(笑)
2022/05/10 URL 編集
metabolisan
2022/05/11 URL 編集
metabolisan
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metabolisan
2022/05/11 URL 編集