東京の東側に生活しているとよく目にする中華料理屋がある、そう「
生駒軒」、または生駒菜館。浅草界隈にも、以前記事にした「
生駒軒(浅草)」(一時休業してたが再開)を始め浅草橋、蔵前、本所などなど、街を歩いているとそこかしこに生駒軒を目にする。もっともその多くが
廃業しているが...。
お盆休みのとある日、そんな生駒軒の謎に挑んで街に。
闇雲に歩いていると、
生駒軒発見
お、営業してる。
お盆休みなのにランチもやってる。それにセットメニューもあるみたい。
これもなにかの縁、折角なので入っちゃいましょ。
場所は茅場町、東京証券取引所の近く。世間はお盆休みだけど株式市場は開いてるから、ここも営業してたんだ。そんな証券会社勤めと思しきおっさんたちは地下へ吸い込まれていく。地下は喫煙可みたい。
メニューは壁に
あ、そうそう、生駒軒の謎を調べなきゃならなかったんだ。
「
生駒軒」とは長野出身の児玉彦治氏が
大正6年(1917年)に入谷に開業した児玉製麺所(廃業)から派生した暖簾分け店。創業は生駒軒(人形町)と言われることが多いが、実際には生駒軒(浜町)も含めた計5店舗が同時期に開業しており、そうなると5店舗の暖簾分けの元になったお店は他にあるはず。因みに人形町は
生駒軒相互親睦会の本部があるお店だとか。最盛期には120店舗、後継者難などで廃業がすすみ現在30店舗ぐらい。茅場町のこのお店はその1つ。
以前「
生駒軒その発生のメカニズム」というブログに詳しかったようだが現在、
ブログサービスが停止され閲覧できず。自前のサーバーを持たないブロガーの
悲哀。ネットにアップした情報ってずーっと将来も見られると思ってたのに(泣)
※参考文献「散歩の達人」2018年1月号特集『みんなの町中華』
参考HP
「
メビウスの帯~町中華「生駒軒」発祥店とは」
「
らーめん自由区 生駒軒系」
ここで、
チャーハンセットきゅうりのきゅーちゃんとマンゴープリンと思われる香料で味付けられた謎のデザート
チャーハンは、
これは作り置きみたい。さすがにセットのチャーハンを忙しいお昼時にいちいち炒めてたら時間がもたない。特に株式市場の前場と後場の僅かな時間にご飯かっこむように食べなきゃならない市場関係者にしたらね。いまば「
場立ち」もなくなり、ネットとプログラムが中心となりそんな戦場のような空気も遠い昔の記憶だけ。往時が偲ばれる。
きゅうりのキューちゃん乗っけてかっこんだ。
あ、結局、生駒軒の謎は謎のまま(笑)
中国菜館生駒軒 (生駒軒 日本橋)
東京都中央区日本橋兜町10-4
03-3665-2212
11:00-15:30/17:00-23:00
土11:00-14:30
日祝休
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コメント
sarukitikun
2019/09/24 URL 編集
ピロシキ
2019/09/24 URL 編集
ナブー
2019/09/24 URL 編集
metabolisan
2019/09/24 URL 編集
いけちゃん
どーでもいいですが、昨日は高田秋の誕生日だったそうです。
2019/09/24 URL 編集
metabolisan
2019/09/24 URL 編集
metabolisan
2019/09/24 URL 編集
metabolisan
2019/09/24 URL 編集
ノブ
2019/09/24 URL 編集
metabolisan
2019/09/24 URL 編集
いろは
2019/09/24 URL 編集
おん蔵
2019/09/24 URL 編集
ぽよん
2019/09/24 URL 編集
浜雪
生駒軒さんそのものの謎に加え、そこで提供されるマンゴープリンのようなデザートの謎も増えましたね(笑)
2019/09/24 URL 編集
たけし
2019/09/24 URL 編集
metabolisan
やっぱりこの店、地域性があるんだね。
2019/09/25 URL 編集
metabolisan
2019/09/25 URL 編集
metabolisan
2019/09/25 URL 編集
metabolisan
2019/09/25 URL 編集
metabolisan
勝手な個人の思い込みと価値観で書いてますので読みやすくてよかったです。
町中華、頑張って欲しいですよね。
2019/09/25 URL 編集